空日記
変わっていないようで色んな表情を持っているから
覚えてるようで忘れてしまうから気がついてほしくて
◆no title
藍は闇に変わり、橙は姿を消してしまった
上では星が光り、下では生活の灯が瞬く
何者も現れはしない現実がそこにはあるだけだ
2014/05/18(Sun) 19:42
◆no title
昼の青とはちがう藍
そのなか、くすんだ橙が沈んでいく
まさに逢魔ヶ時
叶わぬ願いを叶えてくれる何者かが目の前に現れそうな
2014/05/18(Sun) 19:30
◆no title
夜空に点々と広がる星は
ただただ静かにそこに佇んでいる
彼らは、はるか下から自分を見上げるものをどう思っているのだろう
2014/02/21(Fri) 19:00
◆no title
雲が走るように同じ方へと向かっている
その先には何があるのだろう
福男ならぬ、福雲でも決めているんだろうか
2014/02/01(Sat) 17:15
◆no title
雲が薄い紅に染まる
甘そうなその雲を食べるとどんな気持ちになるのだろう
2013/11/07(Thu) 17:00
◆no title
今夜は十五夜
コンパスで描いたような真ん丸お月様が優しい光りを放ち続ける
月は誰かが帰ってくるのを待ち続けているのだろうか
昔々、かぐや姫が帰って来た時のように
2013/09/19(Thu) 21:18
◆no title
空に浮かんでいる羊雲
動くこともなく集まっている
最近、寒くなってきたから皆で肩を寄せあっているのだろうか
2013/09/08(Sun) 15:59
◆no title
空が赤く赤く染まり
世界を昔の写真のような色へとかえる
何を懐かしんでいるんだろうか
2013/09/04(Wed) 18:28
◆no title
黄色く大きな月は墨汁を垂らしたような雲で半分だけ顔を隠している
平安貴族のように誰かとの会瀬を楽しんでいるのだろうか
2013/07/22(Mon) 20:29
◆no title
濃い青と薄い青が混じり合う中、星１つ
大海原の真中で迷子になっているようだ
2013/07/15(Mon) 19:54
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