空日記

変わっていないようで色んな表情を持っているから
覚えてるようで忘れてしまうから気がついてほしくて
◆no title 

空に広がる山火事のような赤と
それを眺める柔らかな雲


優しそうに微笑みながらも決して手は出さないと拒絶しているのだろう

2016/07/22(Fri) 19:06 

◆no title 

暮れゆく空
鯨のような雲が優雅に泳ぐ
深海と化すこの空の中
鯨はどこへ向かうのだろう

2016/03/17(Thu) 18:39 

◆no title 

山の頂上に赤い月の船
あの船は何を誘うのだろう

2016/01/14(Thu) 21:29 

◆no title 

紺色の中に暗い赤が混じる

何から染み出てきたようなそれはどこまで広がって行くのだろう?

2015/09/27(Sun) 18:21 

◆no title 

暮れはじめくすんできた空に寄り添う紅い雲ふたつ

まるで悠々と泳ぐコイのよう

2015/05/25(Mon) 19:12 

◆no title 

煌々と輝くオレンジが空いっぱいに広がる

光の粒がつまった玉をうっかりものかが割ってしまったみたい

2015/03/16(Mon) 18:06 

◆no title 

厚い雲間に一筋の橙色が顔を覗かせる

オレンジのリップを塗ったようなその唇は誰に何を囁くのだろう

2015/02/11(Wed) 07:29 

◆no title 

もう、暗い空
深い紺青をよくよく目を逸らしてみるとはらりはらりと舞い踊る雪がある

まるで雲の欠片が落ちてきているみたいだ

2015/02/09(Mon) 18:08 

◆no title 

月を中心に渦巻く雲が虹色に輝く

その渦に吸い込まれたものはどうなるのだろう

2015/01/07(Wed) 21:50 

◆no title 

淡い陽の光りがうっすらと広がり
一面の雪景色がその光を包み込んでいる

場所は遠く離れているけれど、お互いによりあっているみたいだ

2015/01/02(Fri) 07:17 

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