書斎

□地獄からの使者
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暗い夜道を歩く

月明かりに導かれて

カナリアの音に誘われて

行き着いた先に待っていたのは1人の男性

私にはすぐに分かった

この男が地獄からの使者だということが

なぜこんな所にいるの?

ごはんを探しにきたんだ

見つかった?

たった今見つけたよ

今、私が登るのは地獄行きの階段

でもさっきと違うのは自分で歩かなくてい
いということ

だって、お腹の中にいるから









END

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