もうひとつの室町物語

□望むべき者
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小優が生まれて今日で2年が経った。
「満2歳の誕生日おめでとう」
新平も仕事の合間を抜けて帰り、小優の誕生日を祝った。
「あいあとー」
まだ不完全だか少しずつ覚える言葉。
少しずつ背丈が伸びていく姿。
毎日見れないが毎週雛が小優の成長を手紙で報告してくるため新平は小優の成長が直接見れずに惜しいことをしたと思うことはない。
「小優も少しずつ成長して行っているな」
「そうね、後1年もしたら物心が付くようになるわ」
物心が付けば少しは手が掛からなくなる。
小優を生まれてからすぐに躾を始めたためきっと聞き分けのいい子供になるだろうと確信した新平は雛に二人目を作らないかと誘った。
「私もちょうど二人目が欲しいと思っていたところなのよ」
「俺も休みのたびに帰るようにする」
「じゃあ小優が寝てからね」
「ああっ」
小優を寝かしつけると隣の部屋に移動し、二人は布団の上に座った。
久しぶりの性行為に新平は理性を必死で押し殺し、雛の寝巻きを脱がせた。
張りのある豊満な胸、はっきりと分かるくびれ、弛んでいない下腹、すらりと細長い腕と足。
1児の母にしては崩れのないスタイルを維持していた。
「いつ見てもいいスタイルしているじゃねぇか」
「女はいつまでも綺麗でいたいからね」
「そうか、男としてもそいつは嬉しいぜ」
雛を仰向けにすると口付けをしてきた。
「んんっ・・・ふぁっ・・・」
ディープキスをしながら胸を寄せ上げ、揉みだした。
「はぁ・・・あっ・・・」
口内から離れると乳首を吸い付き歯を立てた。
「はぁあっ!」
右手で乳房を揉みながら左手でくびれを撫でるかのように滑らせて行き終に性器に手を触れた。
「まだ触っていねぇのにマ○コ、濡れているな」
「溜まっていたから・・・」
雛は頬を赤くして震える声で呟いた。
新平が留守のときは自慰行為で欲求を吐き出していたが一度覚えた快感ではもう自慰だけでは収まりきらないということは分かっている。
「じゃあこのまま入れてやるよ」
陰茎を取り出すと雛の足を広げて、膣を広げ直入してきた。
「はぁあああっ!!!」
膣の具合は小優が生まれてからも絞まり具合はよく新平の理性をここで失わせてくれた。
「いいぞ、雛」
激しく腰を打ちつけ、陰茎を動かした。
「ああっ!ああんっ!」
限界が近いのかピストンが早くなってきた。
「はあああっ!い・・・イくぅうっ!!!」
新平が子宮に向けて射精すると雛も潮を吹いた。
陰茎を引き抜くと精液と愛液が混じったのが溢れてきた。
「今度は・・・男の子が生まれるといいな」
「そうね・・・」
疲れ切った二人はこのまま布団にもぐりこみ、眠りに落ちた。

翌朝に新平は学園に帰り、半年後に雛の妊娠が分かった。



製作日 2014年1月24日
更新日 2014年1月24日
 

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