忍たま小説集(R指定)D

□夜道は物騒なので気をつけましょう
2ページ/2ページ

友一が解放されたのは夜明け前だ。
「凄くいい思いをしたな」
「縁が逢ったらまたヤろうぜ」
山賊達は身なりを整えると友一をこのまま放置して去って行った。
「た・・・助かったの・・・」
アナルや口の中は精液で溜まり、全身は精液でべとべとだか命だけは助かった。
友一は起き上がり、ボロボロの私服を着替えると学園に帰って行った。
「ただいま・・・戻りました・・・」
校門に入ると土井先生とばったりと会った。
「友一!どうしたんだその姿は!!!」
「先生・・・」
土井先生を見ると友一は泣きじゃくり、一部始終を説明した。
「・・・っと言うわけなんです・・・あの人達・・・今までずっと・・・俺を・・・」
「もう大丈夫だ、後は我々に任せておきなさい」
「はい・・・」
友一は頷き、風呂場に向かって体を綺麗にしてもらうと保健室に行って新野先生に事情を説明してから治療してもらった。
「今日は一日充分な休養を取るように」
「はい・・・」
友一は頷き、部屋に戻って行った。
この日、授業は休んで一日ゆっくりと休んだ。
「ふぅっ・・・」
天井を見上げてため息を付いたとき、留三郎が入って来た。
「友一、先生から聞いたが災難にあったな」
「ええっ・・・」
「あの後、山賊達は全員捕らえて役所に突き出しておいたぞ、お前の他にも被害者が数十人ほどいたらしい」
「そうですか・・・」
山賊達が捕まったことを報告すると留三郎は友一の頭を優しく撫でてきた。
「もう大丈夫か?」
「ええっ・・・大丈夫ですよ」
「それだったらいいがあまり強がるなよ」
「分かっています、部屋に帰ったときに徹底的に泣きましたから」
いっぱい泣いたおかげで心がスッキリしたと頷いた。
「今度からは遅くなってしまう場合は誰かに付いて行ってもらえ」
「そうします・・・」
留三郎が部屋から出ると友一は元気を取り戻し、布団から出た。

明日の授業の準備をするために・・・



製作日 12月15日
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ