I.T.L


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序章《 プロローグ 》
燃え盛る炎の海と化した街の中、血塗られた剣を構え、
元の色であろう美しい銀色の瞳は鈍く灰色となり、
酷くやつれた青年の姿があった。


第 1 戦《 見上げた空は、碧かった 》
雨が降り続ける曇りきった心の中。
照らしてくれたのは自分自身で初めて守った、純粋なる少女の暖かな笑顔だった。
ふと見上げた空は、どこまでも果てしなく、
穏やかな"碧"が続いていた。


第2戦【恩返しの代わりに君を守ろう】
純粋な少女と出会い、歩み始めた道。
少女と共に逃亡し辿り着いたのは、世界四大都市の一つとされるフェストル王国の王都。
そこで出会ったのは、純白を纏った美しき王女。


第3戦【弱キ者ノ心】
実の父親に会う為、訪れた機械の街。
そこで彼を待っていたのは、
とてつもなく過酷で残酷なものだった。


第4戦【過去を見るな、今を見ろ】
過去に苦しむ彼を見兼ねた王女はこう言った。
それは全世界でも同じこと。
過去を見ていたって仕方がない。前を向いて歩けたらそれでいい。


第5戦【蠢く黒い影】
とある小さな街にて再会した唯一の家族。
しかし、弟は自分や母親を捨てたと兄を怨んでいた。
そんな弟に悩む兄を狙う黒き影は、すぐ後ろまで近付いていた。


第6戦【蘇る故郷の街】
無くしてしまった故郷。
帰る場所が無いというのは、とても悲しいこと。
しかしそんな彼ら兄弟を受け入れてくれたのは、暖かい人の温もりだった。


第7戦【一人という虚しさ】
後悔と孤独。そして自虐。
仲間と離れ、心に開いた穴は塞がらぬまま広がってゆく。
虚しさの果てに行き着いた答えは――…。


第8戦【迫る恐怖、危機】
予測していた最悪の事態。
立ち向かうは三人の勇敢な男達。
それが無謀だったとは知らぬまま、彼らは剣を抜き、戦う。


第9戦【いつまでも残る言葉】 New!
今は王女たる存在の過去に起こった悲しき事件。
その過去は、心の奥底で今も彼女を苦しめていた。




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