ブック13
□知るか!!
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『シンくんがお好きなのですか?』
もしかして?もしかしなくても…?
「…っえーーー!?
ラクス!それは誤解だから!!」
何を勘違いしてるのだろう!あの天然娘は!
てか僕は君の彼氏だよね!?君は自分の彼氏が男好きだと思ってるの!?
冗談じゃないっ!
と、キラは慌ててラクスを追いかけていった。
―翌日―
「なんすかコレ!?」
シンの前に、山積みになった書類が所狭しと並んでいる。
「仕事+ささやかな復讐だよ」
キラは誰もが見とれてしまいそうな極上の笑みを浮かべた。
「はあ!?」
ささやかな復讐ってなんだ!と、今にも血管が切れそうになるくらいにシンはキラに噛みつく。
「意味が分からないんすけど!」
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