ブック4

□「始まり」 V
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柔らかな金の髪を揺らして、ステラはシンに飛込む。







「シン…っ」














出逢いは突然訪れるモノ。






『ピチャピチャ…らんらんラン…っ』







素足にひんやりとした海水が気持ち良く
動く度にピチャピチャ揺れる水面が美しい。







ステラは海が大好きだった。







普段、森で暮らすステラは滅多に海に来ることがない。






今日は久しぶりに森から降りて来れた。









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