ブック3

□学パロ T
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「やぁ!よく来てくれたね、キラ君。待っていたよ。」



クライン邸に着くと、まず執事に案内され、キラはシーゲルの部屋に通された。




「今日からお世話になります、キラ・ヤマトです。よろしくお願いします。」


「あまり他人行儀にしてくれるな、キラ君。」




頭を深く下げるキラの肩を、シーゲルは優しく叩いた。





「時間があるようなら、学園に行ってみてはどうかね?見学も出来るし、ラクスに会えるかもしれない。」


「ラクス?」


「私の娘で君と同い年だよ。生徒会に入っていて、今日は明日の始業式のための会議をしているんだ。」





ラクス…さん、か。
これから長い付き合いになるんだし
挨拶しといた方がいいよね。









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