ブック3

□僕等のお家 7
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「いいじゃない!似合ってるよ、アスラン。」



言われても全く嬉しくない言葉を平然と投げ掛けるキラ。
彼は女性の姿になったアスランを見て、楽しそうに笑っている。




…あんた、アスランの親友じゃなかったのか?


シンの頭にふと、そんな疑問がよぎったが、それは胸の中に閉まっておこう。


その疑問をキラに投げ掛けたら
余計に、アスランが可哀想になりそうだから。




「うんうん。やっぱり僕は天才だなぁ!」


どこでその腕を研いたのか、アスランに化粧を施したバルトフェルドは満足そうに笑っていた。







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