ブック2

□それでも僕達は
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「いいのか?キラ。」

「何が?」



AA内の通路にこの全宇宙で最強と言われてもおかしくない二人が肩を並べて歩いている。



「何がって…」

「ラクスの事でしょ?」



分かってるじゃないかと、アスランは不服そうにキラを見る。




「本当にいいのか?ラクスを一人で行かせて。」




メサイア陥没後、プラント最高評議会はラクスにプラントに戻ってくるよう申請してきた。


ラクスはそれを受け入れ、キラやAAは補給を受けるためプラントに入った。






…そのまま、プラントに残る事も出来た…



「…大丈夫でしょ。あっちにはイザークやディアッカがいるんだし。」



ほんの少しの沈黙の後、キラは淡々と口を開いた。

その態度に、口ぶりにアスランは顔をしかめる。








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