ブック2
□素敵な夢を夢のまま終らせないで
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―ピッピ、ピーマンはぁ
「ピー…マン！？」
何故！？
何でピーマンの歌みたいのが聴こえるんだ！？
―ピッピ、ピーマンはぁ
体にやさしーい
健康に良ーい
スーパーマン
「ｷﾗ！どうしてですか！？」
「何が！？」
「どうしていつもピーマンさんを残すのですか！？」
バァッと両手を広げると、ﾗｸｽの背後に全長三メートルはありそうな巨大ピーマンが何個も従えていた。
「うわぁぁああぁっ！」
ずぅうぅ〜ん…
あまりの威圧感、そしてピーマン独特の臭いにｷﾗは驚く。
「なななな何でピーマンを従えてんの！？ってか、でかっ！！」
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