ブック2
□幸せな結末
3ページ/9ページ
「…もう、8年か…」
プラントのエレベーター内でカガリはふと呟いた
アスランは、その言葉に最後に見た親友の顔を思い浮かべた
重い沈黙がエレベーター内を包んだ
「…ラクスと会うのも久しぶりだな!楽しみだな」
カガリはその沈黙を吹き飛ばすように、努めて明るく言った
「誕生日プレゼントはもう買ったのか?」
「もちろん!ラクスももう26だからなぁー…結構迷ったんだぞ」
「ふ〜ん…で?何にしたんだ?」
「内緒だ!」
そうこう話している間に、エレベーターは目的の階についた
「ほらっ、行くぞ!ラクスを盛大に祝ってやろう!」
→