ブック2

□幸せな結末
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「…もう、8年か…」

プラントのエレベーター内でカガリはふと呟いた
アスランは、その言葉に最後に見た親友の顔を思い浮かべた




重い沈黙がエレベーター内を包んだ




「…ラクスと会うのも久しぶりだな!楽しみだな」



カガリはその沈黙を吹き飛ばすように、努めて明るく言った




「誕生日プレゼントはもう買ったのか?」

「もちろん!ラクスももう26だからなぁー…結構迷ったんだぞ」


「ふ〜ん…で?何にしたんだ?」




「内緒だ!」








そうこう話している間に、エレベーターは目的の階についた







「ほらっ、行くぞ!ラクスを盛大に祝ってやろう!」










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