ブック1
□愛の記録
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《くそーっイチャつき過ぎたぞ!若いからって…っ》
《あ〜でも羨ましいよなぁ…あんな可愛い彼女と…》
《キラ君てあんな堂々と人前でイチャつける子だったっけ?》
正に"目で会話をする"という感じだろうか
無視できれば良い
気にしなければ良い
そう出来れば良いのだが、自然と意識が二人に集中してしまう
「ね、ラクス…食べさせて?」
「わかりましたわ、キラ」
《おぉ!ついに…!》
《うわー生「あ〜ん」だよ…》
《く…っ見たくないのに目が勝手に…!》
「はい!あ〜ん…?」
ラクスがハンバーグを一口サイズに切り、フォークに刺してキラの口に運ぶ
《うわ!何か眩しいんですけどっっ》
「あ〜ん…♪」
――パクッ
「美味しいですか?」
「うん!ラクスが食べさせてくれたからね」
「あらあら…☆」
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