ブック5

□反逆の仕方を
3ページ/3ページ






「君は僕にとって、やっと見つけた大切な人なんだ。」



だから、と彼はソファーから立ち上がり、ユーフェミアの隣までやって来て方膝をつく。


「ユフィに振り回されるくらい、喜んで受け入れる。
君の好きにしていいんだよ」








スザクの台詞に、ユーフェミアは耳まで真っ赤に染めた。







これは反逆だ。
彼と、彼らと、お姉様に。


でも、反逆の仕方を、もしかしたら少し間違えたかもしれない。









スザクの腕の中で、ユーフェミアはそう思った。










end.
戻る
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ