ブック5
□反逆の仕方を
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「君は僕にとって、やっと見つけた大切な人なんだ。」
だから、と彼はソファーから立ち上がり、ユーフェミアの隣までやって来て方膝をつく。
「ユフィに振り回されるくらい、喜んで受け入れる。
君の好きにしていいんだよ」
スザクの台詞に、ユーフェミアは耳まで真っ赤に染めた。
これは反逆だ。
彼と、彼らと、お姉様に。
でも、反逆の仕方を、もしかしたら少し間違えたかもしれない。
スザクの腕の中で、ユーフェミアはそう思った。
end.
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