ブック5
□幸せなハロウィン
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「だから嬉しいんです。スザクの心の中に、少しでもわたしがいるんだなぁって思えて!」
「!!」
彼女の言葉にスザクは耳まで真っ赤になった。
自分がユーフェミアの事を思っていたのは、無意識の事で、それを気付かされたのが堪らなく恥ずかしい。
しかも、それを彼女はとびっきりの笑顔で告げるのだ。
恥ずかしさのあまり、ユーフェミアが公務に戻る時まで、スザクは顔の熱を冷ますことが出来なかった。
end.
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