ブック13
□僕らの日々
2ページ/2ページ
「嫌だってばー!シンがやれば良いじゃないか!」
「俺が出来るわけないでしょ!何言ってんスか、もー」
「じゃあせめてラクスに会わせてよ!じゃなきゃ何もしない!ってか出来ない!ラクスが足りなくて何も手につかないもん!ラークースー!」
青年は口を尖らせ、両手でデスクをバンバン叩き出した。
高く積み上げられた書類が振動で揺れ、落ちそうになるのをシンが慌てて支える。
「キラさん!あんた何してんの!聞き分けのない子供みたいなことすんなよっ!」
「子供だよ!ラクスに関しては子供だから僕!てかむしろ赤ん坊にだってなるもん!」
「んなこと偉そうに言うなよ!」
「うわあーっ!ラークースー!」
キラの我慢とシンの苦悩はまだまだ続く。
続くったら続く。
続き…ません。
戻る