ブック3
□ダージリンの香りに誘われて
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『応援してもらわなくても良いです。』
その数日後にキラ君に彼女が出来て、
この保健室から彼の姿が消えた。
室内には、キラ君と毎日の様に
一緒に飲んだダージリンの香りだけが残っている。
「…良い事じゃないですか。」
この学校に赴任して3回目の春…―
【ダージリンの香りに誘われて】
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