ブック3
□僕等のお家 3
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「………は?」
突然の質問に
シンは呆気にとられた
(…いきなり何を言い出すんだ)
呆気にとられているシンをヨソに質問した本人
…ラクスは首を傾げ、眉間にしわを寄せている
「ラクスさん」
「はい?」
「今…なんて?」
しっかり聞いていたが、もしかしたら自分の聞き間違いかもしれない…と僅かな期待を持ってラクスに訊く
……が…
「ですから『大人のお医者さんごっこ』とはなんでしょうか?」
「………」
聞き間違いじゃなかった…
シンはガクッと肩を落とす
「先日キラにしたいと言われたんですけど…よく解らなかったものですから…」
「断った…?」
「えぇ…」
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