ブック2
□『私の想いが守るわ』
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――コーディネイターなんて嫌いだった。
『あんた自分もコーディネイターだからって本気で戦ってないんでしょ!!』
――たくさん、酷いこと言った。
『私の想いが…貴方を守るわ』
『キラは戦って戦って死ぬの…。でなきゃ許さない!!!』
――私、貴方の事たくさん傷付けたし、嘘の言葉を並べた。
ごめんなさい。
本当にごめんね、キラ。
私、何も知らなくて
知ろうともしなくて
ただただキラを傷付けて、苦しませた。
貴方はあんなにも一生懸命に私を守ってくれていたのに。
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