ブック1
□眠れぬ夜は、君のせい
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彼女はいつも突然だ
きっかけは、テレビで流れてた
あるお茶のCMの一コマ
――夜
キラの部屋、ベットの中で二人は互いのぬくもりを存分に味わっていた
少しして、ふとラクスは枕元に転がっているハロを手に取った
そして、ラクスの上にいるキラの唇にハロを押しあてる
「ちゅ〜っ」
「ラ…ラクス…?」
キラは訳が分からない
「『奪っちゃった〜☆』ですわ!」
クスクス…
ラクスは僕の腕の中で微笑んでいた
僕のいとしのラクス
わかってるの?
こんな可愛い事されちゃったら
僕は今夜も君を寝かせてあげられなくなるんだよ?
END.