ユフィ。
君が僕の傍にいた頃は、
僕の世界が優しく輝いて見えていたんだ。


今思えば、君は太陽だったんだね。
僕と、俺を真っ直ぐに照らし、包み込んでくれた光だったんだね。



だから、君がいなくなって僕の世界は光がなくなった。
光がなくなれば、残るのは闇だけ。




ユフィ、ありがとうユフィ。
僕と出逢ってくれて、信じてくれて、思いを分かち合ってくれて、
僕の全部を好きになってくれて。



君の存在は、俺にとって大切な宝物でした。
君の命は、俺にとって何よりも重いものでした。
君への想いは、永久に続く唯一のものだと思います。




だけど、さようならをしよう。


君が開いてくれた扉をまた閉じるよ。
もう決して開くことのないように。

あの頃の思い出は、君が持って行ってくれればいい。
君が抱いていてくれればいい。



僕は、俺は
闇を抱くのだから。
そして、憎しみにこの身と心を任せる。


君の記憶は、汚したくないから、引き取ってくれ。
懐中時計に全部、想いを込めるから、
優しい君が、君といた頃の僕を引き取って。
一緒に、君の傍に連れてってね。




俺は何も持たな
くていい。何も思わなくていい。


ただ一つだけ、君を奪った奴への憎しみだけあれば、それでいい。



ねぇ、ユフィ。
君はきっと天国に行けるよ。


だから本当の本当に、俺たちはもう二度と逢えない。



だって、俺はきっと…






「…ゼロ、貴様だけは絶対に許さない……!」






俺は地獄に行くだろうから。







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