12/31の日記
23：32
今年もお世話になりました‼
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「もうすぐ今年も終わりだね」
「そうだな」
「あ、除夜の鐘！そうだ、黒崎くん除夜の鐘に合わせてお互い本音を言い合いませんか？」
「また突拍子もないことを・・・。本音ってなんだよ」
「無難にお互いの好きなところを言い合いましょう！」
「・・・いや、それレベル高くねぇか？」
＊あなたと
《パート１》
「じゃあ、あたしから行きますぞ！黒崎くんの好きなところはね、やっぱり代名詞の眉間のシワ！」
「代名詞じゃねぇよ。これでも減ったほうだっつの」
「じゃあ、次は黒崎くん！」
「・・・すげーうまそうに笑って飯食うとこ」
「む、人を食いしん坊みたいに。次はね、ぶっきらぼうに見えて優しいところ！」
「・・笑点見て爆笑してるとこ」
「綺麗な夕日色の髪！」
「・・・面白いこと見つけて笑ってるとこ」
「何だか黒崎くん、さっきから笑ってるとこばっかりじゃないですか？私をお笑い芸人か何かとお思いで？」
「何でだよ」
「じゃあ笑い袋？」
「笑顔が一番好きなんだからしょうがねぇだろ」
「！！ふ、不意打ちは卑怯ですっ」
《パート２》
「次はね、家族思いなところ！」
「・・誰にでも優しいとこ」
「大きな手！」
「・・・小さい手」
「あ、真似っこ。じゃあ、寝顔はあどけないところ」
「・・優しいのに、心は実は強いとこ」
「えっとね・・・あ！」
「あ？」
ちゅ
「・・・へ！？」
「えへへ、いつもはカッコいいのにこうやって真っ赤になるところ！」
「お前な・・・いきなりは卑怯だろ」
「仕返しっすよ！」
《パート３》
「気を取り直して、次はね、一度決めたら一直線に進むところ！」
「・・・ちょっとぬけてるとこ」
「友達を大事にするところ」
「・・感情が顔に出やすいとこ」
「・・・・・・」
「・・・どうした？」
「なんだか、急激に恥ずかしくなってきたっす！」
「今さらか？」
「なのに、胸がいっぱいで猛烈にぎゅ〜っとしたい気分です！」
「矛盾してねぇか？」
「今年最後のわがまま、聞いてもらっていいですか？」
「はいはい、ほら」
「失礼します！」
ぎゅ〜〜〜
「えへへ、あったかいね」
「だな」
「煩悩は捨てられそうにないっすね」
「まぁ、俺的には得した気分だからいいけどな」
「黒崎くん、来年もよろしくお願いします」
「こちらこそ。つーか、来年と言わずその先も・・・」
「へ？」
「いや、なんでも・・・」
＊2016.12.31
今日も明日も、何十年後も、あなたとふたりで。
今年もたくさんお世話になりました。
更新できることも少なかったのですが、そのなかでも足を運んでくださる方、拍手をくださる方、温かい言葉を下さる方・・・。
かかわってくださったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです！
本当にありがとうございました！
あと30分ほどで年が明けますが、また来年も、もっともっといろいろなお話が書けるように精進します！
また来年もよろしくお願いいたします‼
2016.12.31 ラテ＊
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