MAKE U WET〜Chapter2〜

□Dr攻R
3ページ/3ページ






『我慢』

Dr×Vo

Dr,said…









「な、が…せ」

〜ジリリ

-ハッ…朝?



ある日久しぶりの夢は長瀬を抱く夢…

1、2、…くそっ
いつからやってないんだ?

指折りに数えてみるが思い出せない。

"お互いの我慢が限界になるまで、我慢しような"

って、言ったの俺からだっていうのに…





その日はフジテレビの収録だから、全員が集まる日。

俺は、ドラマの撮影があったからみんなより、遅くに現場入りだ。

頭の中はずっと夢で見た長瀬の顔がめぐりっぱなしで…







やっと…TOKIOの仕事に行けるってときにいろんなスタッフに話しかけられる。

長瀬の顔がチラッと見えたが、近づけなかった。


やっと顔見れたのに…

なかなか目が合わない。



結局、収録中も話しかけるどころが近くにさえ行けなかった。

…なんで…


収録が終わるともう、すでに次の現場入りの時間…

「松岡さん!!こっちです。」

スタッフの指示で、動く俺…

しかし…

視界には長瀬の姿…

気づくと俺は長瀬に引っ張られていた、


「え…ちょ、長瀬?」


長瀬は何も言わず、トイレの個室に押し込まれた。


「え?何?なんだよ?」

「…もう、俺、ダメ。限界。なんとかして」

…はぁ??

長瀬は俺を便器の上に座らせ、抱きついてきた。

「は?お前、それ今言うなって…俺仕事なんだよ!」

振りほどこうとすると、長瀬の手に力が入った。

くそー

なんでこいつはこう…せっかく我慢してたのによー

「おい、長瀬ー離せよー」

俺はすぐ冷静になり長瀬をなだめた、。

「やだ、」

…わ が ま ま…(笑)

ったく、しゃーねーなー

「…キス出来ねーだろ?」

「え…!!」

長瀬の耳元で囁くと、イヌネコみたいな反応しやがった。笑

そして長瀬は俺を離した。

今度は逆に長瀬を便器の上に座らせた。

「長瀬…」

俺は長瀬に深いキスを落とした。

「ん…」

潤んだ瞳に興奮を覚えた。

「ン…ま、ぼぉ…」

長瀬は俺の胸板を叩いた。

おっと、やりすぎたか…

「…あ、…んだよ。誘ってきたのお前だろ?」

今にでも泣きそうになりやがって…

「…俺だって限界だったんだよ。」

多分泣かせるけどな。

「マジ…?」

「嘘つかねーよ。…その、さみしい想いさせて、ごめん。」


また再度キスを落とした。

長瀬は必死に応えてくれた。

そして…

右手はベルトを左手はTシャツに手をかけた。

そして俺は長瀬から口を離し、

「…イイ?」

と、囁いた

コクンと長瀬が頷くと俺の手が早まる。

長瀬のいろんな突起物を攻める度長瀬は声を出す。

場所が場所だから、泣くのも我慢しているようだ。

「ま、ぼ。」

だから、

「ん?」

涙目で見んなって…


「 イ カ セ テ … 」

…我慢させろよ、ちょっとは…


俺は返事をする代わりに、長瀬の口にハンカチを詰め込み、最後の仕上げに取りかかった。


「んんんっ」


ハンカチのおかげで声は消音ですんだ。


そして、


「あーもー次の仕事、遅刻じゃん」


俺は急いで長瀬に服を着せた。

「…ごめん。マボ…」

イタズラした子供が反省しているような顔と声…

「いーよ。別に。満足したろ?」

そういうの嫌いじゃねーぜ。

「うん…!」

今度は素直だな。

「…よーし。じゃあ、お前も次の仕事行け!」

とトイレの外に強引に長瀬を出した。

そして通路に出て、長瀬に見送られる。

「いってらっしゃい。マボ」

バイバイと手を振る

「おう。またな。」

「…うん。またやろーね」

…アホか

「…おま、バカ!!」



また…な

お前のわがまま聞けるヤツは、俺しかいねーぞ…

長瀬、離さねーからな。



―END


あとがきは
1582より2013年5月6日へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ