MAKE U WET〜Chapter2〜

□KY総攻
2ページ/3ページ






「攻めたい」

KY×A

KYsaid...








今日、仁も仕事一緒なのか…

今日のスケジュールを見て俺、小山は思った

まだ時間あるし、楽屋よって来ようかな

仁の楽屋に近づくと仁の楽屋のドアが勢い良く開いた

…びくっ

となりながら、楽屋から出てきた後ろ姿を見てみると

…上田くん?

出ていったのを見計らって俺は入れ違いで仁の楽屋に入った

「仁?」

俺の声に仁が振り返り

「よぉ!小山」

はぁ、上田くんに殴られたのか微妙に口を切っているようだった

「今、上田くんと入れ違いになったよ」

「あぁ、そっか」

…そっか。って…

「…してたの?」

楽屋のモノがいろいろぐちゃぐちゃになっていた
仁が上田くんに迫り、上田くんが暴れたのは一目瞭然

「バレた?」

「バレた?じゃないってなんで…俺は仁と付き合ってるんだと思ってるんだけど」
 
「俺も思ってるよ」

当然かのように仁は答えた

「だから、前から言ってるじゃん。お前は攻め、あいつは受け。俺だって攻めたいもん」


攻めたいもんって…


「そう…だけど。でも…」

ここでガツンと言えたら男らしいんだけど…
仁に嫌われたくないから言葉を飲み込む

「はあぁぁ。めんどくせーなぁ」

頭をかきながら声を少し大きくして言った。

「俺をお前に夢中にさせるくらい満足させてみろよ」

…え?

「ったく。こんなこと言わせんなよ」

…呆然としている俺に仁は続けた

「自信持てよ。俺が好きなのはお前なんだから」








俺は君の強引なトコが好きなんだ
よそ見しても遠回りしても俺は君を待ってるし、俺の元に戻ってくるって信じてる

「…うん」












なんか誤魔化された気もしたけど、まぁいいか!

_END_

あとがきは
1582より2011年1月31日へ
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ