MAKE U WET〜Chapter2〜
□赤R集
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「9/22in2012,紫赤」
紫×赤
赤said...
彼は突然やって来た
―ピンポーン
「…はい?」
ドアを開けると…
「よぉ!おはよーさん!!あがるでぇ!」
「え…え?ヒナ?」
俺…渋谷の家に訪ねてきた人物…村上はづかづかと家に入り込む。
ヒナが会いに来てくれた…!//////
しかし…あれ…?
今日…俺が生まれた日やんな…
俺の家にづかづか入り込んできた男はTVの前にあるソファに腰をかけ、TVをずっと観ている
「なぁ、すばる?」
「ん?あ?」
「茶ァ〜」
「あ…おぅ。」
俺はしぶしぶ茶を出す。
しぶたにだけに←←
そして俺はヒナの隣に座り、
「…」
「…」
TV観ながら沈黙が続きます
「「ガハハ、ハハ」」
TV観ながら笑います…
って、
「お前はここに何しに来てーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
俺はその場に立ち珍しくノリツッコミをする。
「遊びに来たんやで…ガハハ、なんやねん、つまらんわー。この司会者…」
「あぁ、そうか…。」
冷静に答えられ俺はまたヒナの隣にちょこんと座る。
って、
「お前は何しに…」
「…まぁ、待てや。お前にツッコミは似合わへんて」
…俺はまた立とうとすると、ヒナは俺の手を掴んだ。
…へ。
「分かってへんわけないよなぁ?…すばる。」
「え…え?、ヒナ?」
じりじりと…俺に寄るヒナ。
…ごっつ。
「いっだ…。」
ヒナから逃げようとしたら、ソファから落ち、頭を床に打ち付けた。
「大丈夫…か?すば…」
ヒナは手を差しのべてくれたが、
―カァァァァァア
俺は恥ずかしくなり…
―バっ
手を振り払った。
そしてそのまま、頭を冷やしに台所へ保冷剤を取りに行った。
―なんやねん、なんやねん、なんやねん、アイツーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
保冷剤を取り、頭に当てながら…ヒナのいるところへ戻った。
「ガハハ…」
さっきのことは無かったかのようにTVに目を向けている
その様子をしばらく見ていた
「すばるー?」
…!
チラッと俺の顔を見たヒナは、“俺のとなりに来い”…とジェスチャーで伝えてきた。
俺は言われるまま隣に座った。
「打ったとこ大丈夫か?」
「あ、ぉ…ん?…?」
―すごく不意打ちやった
「誕生日おめでと」
彼はニヤリと笑った
―カァァァァァア
「ぉん」
これが俺のファーストキス。
_END_
あとがきは
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