Poem

□僕の中での全て。
1ページ/1ページ






何故だろうか、





いつからこんなに人の悪口を言うようになったんだろう。


いつからこんなにクラスメートの中で嫌いな人が増えたんだろう。






誰も居ない放課後の教室で窓から顔を出して、空を見る





別に見て感動したりしない。




もうそんな歳でもないし、こんなありふれた夕日は何度も見たことあるし。




胸のモヤモヤの正体が分からないからって、空を見ても無駄だってことは分かってる。





何をしたいかって?


そんなの知ってる訳ない。



勉強しなきゃって思っても体が机に行こうとしない。




ほんと、何がしたいんだろう。


知りたいのはこっちだ。





僕は何をしたいの?



何でこんなに苦しいの?




理由も原因も分からないのに、何でこんなに涙が零れてるの?






誰か、助けて。

この気持ちを理解してよ。



皆、何で普通に笑ってられるの?





壊れそう。

何もかも壊れそう。




笑ってる自分が嘘にしか思えない。

もう駄目だ。


















そんなとき。


いつも肩を叩いてくれるのは、自分にとっての友達。







いつも若干冷たいのに、落ち込んでるとめちゃくちゃ優しくしてくれる。



色々共感できる。
結局ストレス発散方法はカラオケでこれでもかってくらい歌う。



気が合うのか、何か一緒にいる。
何回一緒に笑い合っただろう。



たまに怖いけど、本当は優しいって知ってるよ。
叩かれたほうを振り返ると、頬にいっつも指が当たってる。ニヤッて笑って「バーカ!」って言う。










分かってる。


ひとりじゃないってくらい言われなくても分かってる。



だから耐えられる。

満足とか満たされることがなくても大丈夫。






だってまだ大人じゃないし。


そんなに上手に人付き合いなんかできないし。








理解されなくても、大丈夫だ。


理解まではいかないけど励ましてくれるから。









言葉に出来ないこの感情を、


いつか僕が大人になったとき、


笑いながら思い出せるかな。






全てに納得できないかもしれないし、不満かもしれないけど、



なんとか、今を生きてる。






それだけでよくよく考えるとすごいんだってこと忘れないようにしないと。











今、一番大切なのは、きれいごとかもしれないけどね、



後悔しない、ってことなんだよ。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ