そこは家の廊下ではなく
真っ白な何もない空間だった。
あなたは意味がわからず
ただ驚きばかりで目を見開いたままでいた。
―――――
しかし、
次に瞬きをした瞬間、
あなたは見知らぬ部屋に立っていた。
そして故障してるはずの携帯の画面に
再び文字が写し出された。
『START』
「あっ!文字が出たと思ったら携帯の画面が
暗証番号を打ち込むような画面にかわったぞ!?」
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