短編小説
□結婚式
1ページ/8ページ
これは、ガラシャと司馬懿の声優さん、鹿野潤さんと滝下毅さんが10月31日にご結婚されたということで書きました。
ので、下積みの出会いや付き合いプロポーズは皆様にご想像におまかせします。
時雨
司馬懿は迷っていた。
例の如く、社長室の扉を開けることに。
今回、その扉を開けなければならない理由が理由だったからだ。
結婚
24歳の司馬懿の頭から完璧に消し去っていた言葉を、報告しなければいけないのだ。ぶっちゃけると嫌だ。
しかし、しなくてはいけない。めっちゃ気まづい。
コンコン
「司馬仲達です。」
「入れ」
低い声が扉の向こう側から聞こえる。
ガチャ
中に入ると、運がいいのか悪いのか主人父子がいた。
「わ、私事で1つご報告が・・・・」
クスッと笑う声が聞こえる。ちょっとイラつく。
「私事?お前がか・・・・・?」
曹丕が笑みを浮かべる。
(お前は人をなんだと思ってるんだ!)
すっごく殴りたい。
「待て。で、司馬懿報告とは?」
夏侯惇の声が響く。
司馬懿が重い口を開いた。
「ププププププププププハッ、アハハハハハハハハハハ」
気まづい雰囲気から一転、その部屋は笑いでいっぱいにだった。
「わ、私を笑わせるな、アハハハハハハハ」
「し、子桓、そ、そういうではな、ハハハハハハハハハ」
バンバンと机などを叩きながら言う。
「も、孟徳、お、おちつ、けプププププ」
「か、夏侯と、惇、お・・・お前こそアハハハハハ」
「あ、やばっ、ふ、腹筋が・・し、死ぬ、ハハハハハ」
そのまま死ね。
「はぁはぁはぁ、あ、ついに仲達もロリコン、アハハハハハハ」
上司じゃなかったら殺していた。