過去夢3

□日本語だったら
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アメリカにいる
大好きな彼。
国際電話なんて
毎日は出来ないけど。

今日はやっと1ヶ月ぶりに
リョーマと話せる。



─── Hello?

『ハロー♪リョーマ元気?』

─── ……。

『…リョーマ?』

─── 聞いてる。

『よかった。…練習はどう?』

─── 別に。

『1ヶ月ぶりなのに
相変わらず冷たいんだから。』

─── 別に、普通でしょ?

『…そうだね。』



リョーマはいつもこんな感じ。
離れてるからって淋しいのは
私だけなのかな…。



─── そっちは、どう?

『私は…』



他愛もない話をして
時間が過ぎていく。



─── そろそろ切るよ。

『…うん。』

─── ……。

『…リョーマ?』

─── you're always in my mind….

『え…』

─── じゃあ、また。

『待っ…』

─── 何?

『さっきのって
…どうゆう意味?』

─── 近いうちに日本に帰るから
ちゃんと調べといてよね。

『えぇっ??!!』

─── you still have
lots more to work on.



日本語だったら

日本語で言ってくれればいいのに…。
意地悪だから?恥ずかしがりだから?
でも今ならわかる、その意味も。
私も同じだから…ね?




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