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□死にたがり矛盾ボーイ
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※意味不明な暗め
転生。自分がしたのはそんなモノで。
しにたいしにたい、前世では自殺したんだ。
だって苦痛なんだこの世界がこの空気がこの自分が。こわいこわいこわいこわい。自分にまるで首輪でも付いたかのように息が苦しい自由になれないんだ。なんでなんでなんで?自分はしにたいのにしにたいしにたいしにたいしにたいあああああああああああ
しにたくないしにたくない、だって痛いのは怖いんだ。自殺した時そのときは一瞬で死なんて訪れると思った。けど首に突き立てた細めの包丁は思ったよりスムーズに奥まで入り切らなくて血が血が血が血が血が血が血が血がどんどんどんどん溢れてくるしいくるしいくるしいくるしいひゅーひゅーと息が隙間から零れていって息も出来ないいたいから動けないはやくはやくはやくはやくはやくしにたいしにたいしにたいあああああああああああ
「なあ、なぜお前は死にたがる?」
「怖いんだよ生きてることがおぞましいんだこの体が気持ち悪いんだ思考することがもうなにもかも嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で仕方ないんだ!」
自分は死にたいよ死にたいけれどしねないんだ
かみさま、なんて自称した奴が自分に呪いをかけたんだ、しにたいしにたいしにたいしにたい
めのまえのじぶんとおなじくらいちいさいしょうねんはくびをひねった。
「死にたいのか?」
「しにたいよしにたい、けれど許されなくて、そんなこと、出来なくなっちゃったんだ!」
「・・・・・・わからない、お前の言うことはおれには難しい」
「当たり前じゃないかだって自殺サークルの奴しか賛同してくれなかったことなんだもの、大多数が否定すること」
「わからないが、友人のお前が悩んでかなしんでいるのは俺もかなしい」
「同情なんておれはほしくない」
「ああ同情だ。けどお前はそういうものを欲しているようにしか見えないんだよ」
「ちがう!!」
「なあ、同情ってなにがいけないんだ?」
「、え?」
「同情の何がいけないんだ?だってお前もかなしんでいる奴を見たらかわいそうにおもうだろ?ないてる奴が居たら哀れに思うだろう?
なあ、おまえは色んな事知ってる。だから教えて欲しいんだ。――同情することの、何がいけないんだ?しにたくてもしねないおまえに、やりたいことができないおまえに、かわいそうだとおもうことのなにがいけないんだ?そうやっておれがおまえのことをきいて、なぐさめることのなにがいけないんだ?」
「・・・、同情、なんて結局はおまえの自己満足のためだろ、おれは、何にも嬉しくない。同情するくらいなら、殺して貰った方が嬉しいさ」
きょとん、と目の前の少年はまた首を傾げる
。
「だったら、ころすか?」
「・・・・・・はぁ?」
「簡単だ、おまえには親は居ない、俺いがいの友人もいない、知り合いもいない、死んでかなしむ奴も死んだあと覚えてる奴もいない。なら、ころしてやるよ。おれが、おまえを」
「ころせるわけない。大人になっても殺しなんてうまくできるモノじゃないんだ。」
「じゃああと十五年まて。二十歳になって、おれがうまくできるようになってたらころす。俺以外の誰かに殺されちゃ嫌だ」
「なら、おまえはできるだけはやくおれをころせ」
「いいだろう、やくそくしてやるよしにたがり」
「ありがとう、はやくころせよころしたがり」
やくそく
じぶんは、できるだけはやくころされること
あいつは、できるだけはやくころすこと
えんど
にこり
にこり、
ぐちゃり
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おそらくでてきたのは
手塚くん((ぇ
きっと戯言×庭球
のネタの別視点で
幼少時代。
きっと零崎になって
死にたがり少年を
すぐに殺してます←
死にたい少年Aと
殺したい少年手塚。
みたいな。