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□拍手log2
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【ボタンは押す為にあるのです】

〜バス乗車時〜

「アダム、君がオススメのダイナーってサラダもあるかな?」
「サムも満足できるサラダバーがあるよ。あ、次のバス停で降りる」
「俺は肉が食べられればそれで…あ、ボタン…」
「そう、下車ボタン押さなきゃ。ポチッとな」

〜5分後〜

「…………俺、この肉たっぷりセットにする」
「う、うん……(サム、なんかディーンが機嫌悪くないか?)」
「(気のせいじゃない?)ディーン、ベル押して。注文するから」
「!……おう」
「俺の方が近いから押しとくよ(ポチッ)」

「えっと……ディーン?」
「………………何だ(むすっ)」
「……(ねえ、間違いなくさっきより機嫌悪いんだけど!)」

「アダム……ボタンくらいディーンに押させてやれよ、ガキじゃないんだからさ」
「ええ!?気を遣ったつもりだったのにガキ扱いされた!」
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