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□Log8
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〜数分かけてもよく判らないSPN〜(元ネタ:シュタゲ)
ディーンは僕の兄。きゅっと引き締まった腰とくるくる回る表情が実に魅力的だと思う。
だが男だ。
世の女性たちがデカ目になろうと頑張っていると言うのにこの人ときたら何もしなくても睫毛びしばしだ。
だが男だ。
何年も会ってなかったのに急に訪ねてきたと思ったら『お前とやりたい』とか言う。
だが男だ。
『ビッチ』と言うとまんざらでもない感じで照れ笑いする。場合によっては嬉しそうだ。
だが男だ。
僕のためなら自分の命をぽいっと捨てて守ってくれる。そのせいで余命一年の花嫁状態に陥った。
だが男だ。
しかし4ヶ月後…そこには元気に走り回る兄貴の姿が!
だが男だ。
得体の知れない男をオプションでくっつけて帰ってくるビッチっぷり。
だが男だ。
くっついたり離れたりしたけど僕はやっぱりディーンを愛してる。男でも良くなってきた。
だが兄貴だ。
…yedの血も混ざってるわけだから厳密には『血の繋がった兄弟』とは言えないよな…と開き直ってみる。
…そもそも、血が繋がってて何が悪いんだ?
というわけで。
偽造パスを作るためと言いながら書類を渡し、サイン欄だけ婚姻届にしてこっそりサインしてもらおうとしているのに疑いもしない鈍感っぷり←今ここ
「最近はセキュリティ厳重になったよな」
「物騒な世の中だからね、ともかくそこにサインすれば全て完了だ早くしてくれ」
「……なんだろう、何か…悪魔の契約書を目の前にしてる気がするんだが……」
「どうしてこういう時ばっかり、変に敏感なんだよ!?そこに名前書くだけで幸せが手に入るよ兄貴!僕が幸せにするんだから早く書けばいいじゃないか」
※サイン貰う前にチャックからタレコミ受けたキャスによって阻止されてしまったようです。