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僕と奴と理不尽な対応の差


※相手の顔を見て下心があるか無いか、読みとるスキルをパパによく訓練された兄。弟と天使の下心は顔に出るか顔に出ないかの差しかないって事までは見極められないようです。

・奴の場合・

『キャス、いいところに来た!ちょっとマッサージしてくれよ!今日は疲れた〜』
『今シャワー中だぞ、おい。あ、そこのシャンプー取ってくれ。は?背中?洗いたいのか?別にいいけど』
『このデリバリー、すげぇ美味いぞ。ほら、一口』

・僕の場合・

『なんで手をワキワキさせてんだ? マッサージ……いや、いいよ別に。急になんだよ、気持ちわりぃ』
『うおわっ、シャワー中になんだ!?体洗わせろって、お前なにを企んでる!? でてけ!』
『…あーんして何を期待してんだ?ヤダよ、やらねぇよ? あ、それ美味そうだな、一口もらうぞ』

「しまいにはダブルの部屋をとったらさ、『なんだ、今日はダブルしか空いてなかったのか? じゃあ、お前ソファで俺、ベッドな。おーい、キャスー! 今日はベッド広いから抱き枕やりに来てもいいぞー!』だよ!?なんでか最近は僕を警戒してるし、天使と僕とで理不尽すぎる対応の差だと思わない!?ねぇ、どう思う、ボビー!」

「……心底どうでもいいがな、日頃の行いの差だと思うぞ、俺は(どこで育て方間違えたかな……)」
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