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僕の兄貴がこんなに可愛いわけが…なくない


〜とある日の弟の電話〜

「……そう、かまってほしい時は寄ってこないんだよね。好き勝手に雑誌とか読んでいるくせにさ〜、僕が狩りの情報集めでラップトップに熱中している時に限って、

にゅ、すぽ

って感じで腕のスキマに潜り込んできたり、アゴをくっつけて甘えてきたりするんだよね。これがツンデレって言うのかな……え?違う?あっはは、『本能』ってボビー、ネコじゃないんだから!!」

「それとさ、さみぃから体温よこせって言いながら僕のベッドに入ってくるんだよ。ますますネコだ…ってだから、違うってば。えへへ、そんなわけで可愛すぎてもう生きるのが辛いレベル…冬は5倍くらい可愛さがアップするんだ…今の時期でもうこんな可愛いのにもっと寒くなったら、と思うと今年の冬は乗りきれそうにないよ。これがゲレンデの法則なの?違う、あ、そう……『頭わいてるぞ、電話代は後で請求する』って、もー☆たまには素直になりなよ、ボビー!そっちから近況を聞いてきたんだろ〜!でさぁ、昨日もね……」


〜月末に送られてきたとあるメールを見た兄の反応〜

「おい!ボビーからメールで『電話代500ドルと精神的負担による慰謝料50ドルな』って請求きたんだけど何コレ、ボビボビ詐欺!?……あ゛?とぼけんなよお前、これジョークじゃねぇの?マジでこんなにボビーと電話したの!?その誇らしげな顔は何?殴っていいの?」


※『きゅっきゅっきゅニャーって感じで、すぽっと空いてるスペースめがけて入ってくる兄貴も悪い』と、殴られたあと弟は語ったという。
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