☆BSR

□かき氷の味
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「あ、メロン味ある?」
「あーっと・・・あるぞ。それにするか?」
「うんッ!!」
なんてやりとりにも、変に意識してしまう。
なんせ二人は恋人どうし。
海へ行ったときに想いが通じ合ったあの日から1日たったばかりで、佐助はむずがゆい感覚を覚えていた。
(恋人らしいこと、なんかしたい・・・)
そうだ!と佐助はいきよいよく小十郎の背中に飛びついた。
「うおっ!?な、にすんだ!?」
「んー。・・・なんか恋人らしいこと、してくれないからさぁ〜?」
「・・・」
しばらく黙ったあと、ニヤ、と不敵に笑う小十郎。
しかもかき氷を食べだした。
「なにさ?・・・・・・んンッ」
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