☆BSR

□明日も明後日も
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幸村たちはしぶしぶ&ウキウキ(慶司)と補習室へ足を運んで行った。
残ったのは。
佐助、元親、小十郎、元就である。
「んー、購買あいてるかな?」
佐助が伸びをしながら言った。
「おお、じゃバナナオレ買ってきてくれ。」
「元親、バナっぶははは!!」
正式名所、バナナが言えないほどツボにはいった佐助。
「やめよ、佐助。阿呆を笑っても阿呆は変わらぬ。」
「元就サン、なにげに毒はいてますよ?俺泣いちゃうよ?」
「泣け。叫べ。」
「ひどっ!」
とかいいつつ元親イイ笑顔。
元就と話せてうれしいとかそういうたぐいならば立派な乙メンだ。
「あーはいはい。バナナね。元就と小十郎さんは?」
ようやく笑いから見事に生還した佐助。
「我はいらん。」
「俺は・・・・・・気まらねえ。」
「じゃあ、小十郎さん一緒に行こう!」
「ああ。」
二つ返事で返す小十郎。
残りのメンバーを階段に残して、購買へ向かう。
パタパタという上靴の音が廊下に響いて、妙に新鮮な気分になる。
「今回のテスト、何点だった?」
「あー、98点。」
「マジ!?うわー負けた!俺93!」
どっちにしろ頭がいい二人である。
「お前、計算ミスとかだろ。・・・今度ウチで教えてやろうか?」
「計算ミスをどうやって教えるのさ。」
「いや、その分はやく問題といて見直しの時間を長くすりゃいいだろ。」
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