☆BSR

□かき氷の味
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「おっじゃましまーす!」
「おじゃまするでござる!」
元気な二色の声が高級住宅の前で叫んでいた。
「Oh,入れ入れ。」
「・・・近所迷惑な声だな・・・」
今日は伊達さん家に遊びに来ています。

【かき氷の味】

「すっずしー!あいかわらずデカいねぇ。この家は。」
態度もデカいけど。と心の中でつぶやいた佐助。
政宗は社長の息子で、小十郎はそのお付きなので一緒に住んでいる。
「政宗殿!政宗殿のお部屋は?」
「ゆ、幸村、お前・・・。OK!行こうZE!!
まさかアンタから誘ってくれるとは・・・」
幸村はただの好奇心で聞いてみただけなのだが、なにか勘違いしている伊達さん。
「・・・?何故、政宗殿ははしゃいでおられるのだ?」
「旦那。今のは旦那が悪い。」
もう、カモーン☆な感じの政宗が幸村の手を引いていた。
「政宗様はアレはアレで大切になさるお方だ。安心しろ。」
「先が思いやられるわ・・・」
ハァ・・・とため息をはく。
「そうだ。かき氷を用意してあるんだ。食べねぇか?」
「マジ!?食べる食べるー!!」
はやあしでキッチンへ。
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