「がうくんがうくん」
「はいはいなんですか」
「あのねあのね」
「はいなんですかなんですか」
「らっ、らいこうさんがね」
「雷光さんがどうかしたんですか」
「およめに、おいでって」
「はいはいお嫁ですかお嫁さんはいぃ!?」
「ど、どうしよぅぅ」
「えぇえ僕に相談されてもぇぇぇ」
「わ、わたしまだむっ無理よぅ」
「むりって失礼ですよらいこうさんにあわわわ」
「だってだってわたしまだ」
「大丈夫ですよ大丈夫ですいけるいけます問題ナッシンです!」
「でもでもなんて返事すればいいのよう」
「知りませんよそんなことぉぉていうか返事してないんですかあなた!」
「だってだって怖くなって逃げてきちゃったんだものっ」
「なんで逃げるんだぁぁ僕だったら二つ返事でお受けしますよ雷光さんからのプ
ロポーズ」
「だっだめ!俄雨くんはおよめさんになっちゃだめ!」
「じゃあ誰がなるんですかあなたですかあなたしかいないでしょぉぉ」
「それもむりっ」
「なにが無理なんだい」
「うわあああ雷光さん」
「やあ俄雨奇遇だね」
「キャー!(逃亡)」
「お待ちよ(ガッ)」
「ギャー捕獲された」
「それでなにが無理なんだい。教えておくれ」
「(ふるふるふる)」
「おや」
「早く言った方が身のためですよ!!」
「(ふるふるふる)」
「…およめにおいでは、冗談だよ」
「、えっ」
「ちょっとからかおうと思っただけなんだけれどね」
「ええええなんですかそれひどいです!」
「ははは、なんだい、君はもしかして、本当に私のお嫁さんになろうか考えたのかい?」
「(ドッキーン)」
「やっぱりなりたいんじゃないですかあなた!」
「(ドドドッキーン)」
「おやおや、素直じゃないね」
「う、うるさいですよっ」
\はくしゅありがとうございました!/