ツナ受け
□害虫撲滅協同作戦
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学校の登校時間になり、続々と生徒が学校へと登校してきていた。
「今日は遅刻しなくて良かったのな〜♪」
「ゴラ!!それだと十代目がいつも遅刻してるみたいに聞こえるだろーが!」
その生徒集団の中には、ツナ、獄寺、山本の姿もあった。
「獄寺君朝から怒りすぎだってば!」
それに、オレ実際遅刻しない日の方が珍しいんだから!
「獄寺。ツナもこう言ってんだから、あんまカリカリすんなって♪」
怒鳴る獄寺君に、山本はいつもの爽やか笑顔で返事を返している。
「るせぇっ!!」
「うるさいのは君だよ」
「「「!?」」」
いきなりオレ達の後ろから声がかけられ、驚きながら後ろを振り返ってみると……そこには―――
獄寺君以上に怒りオーラを発しているヒバリさんの姿が…!!!
朝からどうしたんですかヒバリさんッ!!
「ねぇ…綱吉、君群れすぎだよ…」
一気に怒りオーラの矛先がオレに向けられる。
てか、なんでオレなんですかっ!!?
「おい。ヒバリ!!十代目が何をされようが十代目の自由だろうが!てめぇに関係なんてねぇんだよ!!」
ヒィーッ!!獄寺君、ヒバリさんになんて事を!!
ほら!ヒバリさんたら余計に怒って……て、あれ?
「何で…」
何で、笑顔になっちゃってんですかァ!!??
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