ツナ受け
□スキンシップ注意報
2ページ/3ページ
「良いじゃないですか。せっかく綱吉君が起きてくれたことですし、僕と濃密なスキンシップをしましょうよ♪」
「あほっ!!朝から盛るなよ!!」
しかもなんだよ「濃密なスキンシップ」って!!
言い方かえても意味は同じだろ!!
「……クフン」
「え…??」
何今の「クフン」て…?
そう思い、オレが骸の方を見ると、……骸がいじけ顔になっているのが見えた…。
あちゃー…こうなった骸は長いんだよな
「クフン…そりゃ僕だって朝から盛りすぎたとは思いましたよ」
やっぱり始まった…
骸の不満長々演説…
「でも、この頃の綱吉君ときたら、たまにしか抱かせてくれないし、僕を避けてるし、ろくなスキンシップをとってくれないし……」
「う゛…」
「僕が嫌いなんですね。あぁそうですか。解りましたよ」
……何だか骸が可哀相に思えてきた。しかも最後の部分は、半分やけくそになってるし……
骸の言葉を聞いているうちに、だんだんそう思えてきた綱吉。
だが実を言うと骸は、これをすると綱吉が落ちてくれるのを知っていてやっているのだ。
綱吉自身はその事に気付いていないようだが…。
「あの…骸……」
「何です……?」
「その…何かごめん…」
オレはだんだん自分が悪いような気がして来て、骸に謝った。
「オレ…ただのスキンシップなら平気だから…その…機嫌直して…?」
そう言って、しゅんとした顔で骸の方を見る。
対して骸はと言うと
心の中で、ガッツポーズをしておりました。
.