ツナ受け
□アイス
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「もぉ…。何でオレがアイスなんか買いに行かされなきゃなんないんだよ…」
蒸し暑い真夏の昼。
オレは1人近くのコンビニへと足を運んでいた。
それもこれも、皆あの家庭教師様のせいだ!
せっかく涼しい部屋の中で涼んでたのに、いきなり「アイス買いに行ってこい」だなんて!!
しかも銃突き付けてんだから、あんなのほとんど脅迫じゃないかぁ!!
「ぁ−…イライラしたら何か余計暑くなってきた…」
…今ごろリボーンは1人部屋で涼んでるんだろうな−……
そんな事を考えながら、オレはコンビニへと向かっていった。
「涼しぃ−♪」
コンビニの中に入ると、冷たいクーラーの風がオレの暑さを冷ましてくれるのを感じながら、アイス置き場へと進んでいく。
「どれにしよう…」
アイス置き場についたオレは、何種類ものアイスクリームを前に、頭を悩ませていた。
いざ買おうと思うと、中々決まらないんだよな…
目の前にあるアイス全部が美味しそうに見えて、もう全然決まらないよ!!
「う"−…どうしようかな−……」
「こっちのチョコアイスなんてどうですか?」
「チョコアイスか−…。それもいいな〜」
「じゃあ、これに決めてしまいなさい」
「ん−…そうしようかなぁ」
これでやっと決まった−
そう思いながらオレはチョコアイスへと手を伸ばそうとした。
……って…あれ?
オレはふと伸ばしていた手を止めた
だって、何か…
…今、誰かが途中から話しに混ざって来てたような……
そう思って隣を見ると、そこにいたのは…
「む、骸おッ!?」
思いもしなかった人物に、オレは場所も忘れて大声を挙げてしまった。
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