ツナ受け

□そう。ソレは愛しすぎるが故
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「やぁ、綱吉クン♪」

「…白蘭…」

ここはある部屋の一室。
そこには白蘭と綱吉の二人の姿があった。

綱吉は今日、白蘭から「ボンゴレを救いたいのなら、ここに来なよ」との連絡を受けここに来たのだ。

「白蘭、オレは言われた通りにここへ来た!だから皆を危険に晒すような真似は止めろ!!」

声を荒げながら綱吉クンは僕にそう言った。

あぁ、君のそんな様子も可愛いね

「良いよ。…でも、その為には条件をのんでもらわなくちゃね♪」

「…条件…!?…」

「そ♪条件♪」

あぁ、一々聞き返してくる君も可愛いね

綱吉クンの言動の一つ一つが、僕にとっては可愛いくて仕方がないよ

「大丈夫、簡単な事だよ」

僕が言う事に対して身構えている綱吉クンに向かって言葉をかける。

でも、本当に簡単な事だからそんなに身構えなくたっていいんだよ

だって、ただ――

「ただ、ボンゴレを捨てて僕のモノになってくれればいいだけだからさ♪」

ね?簡単なことでしょ?

でも、僕がそう言うと、綱吉クンは驚いたような顔をして、そして怒ったような顔になって僕を見た

「バカなこと言うな!!オレには皆を裏切るような真似は出来ないよ!!!」

綱吉クンが僕を睨み付けてくる。

怒ってる君も可愛いよ

君のそんな目も好きだよ

でもね……








そんな事を言う君は嫌いだな



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