詩 想い 心

□舞い散る落ち葉
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『声』

いつまでも
側にいないと信じられない
触れていないと
確かめられない
人は心寂しいものだから
気が付くと
形を求めてしまうけど
そうでないものも
どこかにあると……

見えなくても
触れられなくても
それでも信じられるモノが
何処かにある…

言葉を交せなくても
顔を見る事は出来なくても
私をここまで
つき動かしてくれた
君の声

私に愛を教えてくれた
私に夢を見せてくれた
私に輝く未来をくれた

海の蒼
空の蒼
あまりの眩しさに
私は眼を眇める
君の声
君の笑顔

何年経とうと
何十年経とうと
変わらずに
私を導いてくれる
優しい声……

かけがえの無い君

退屈でも
平凡でも
待っているだけでも
それでも明日に繋がる
大切な一日

だから私は歩き続けよう
君が安心出来るように…
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