詩 想い 心

□大樹
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『雨』

静かに降る雨の中
君は傘もささず
雨に打たれて
佇んでいる

声をかける事も
君に触れる事も
何故か躊躇われて
君から少し離れて
無言で君を見つめるよ

君は雨に涙隠して
静かに独り
涙にくれる

少しで良いんだ
頼って貰えないか?
荷物を少しで良いから
預けてくれないか?

雨がやめば
君の涙もとまるだろう

暖かな太陽が
雨を虹に変える様に
僕が君の涙を
幸せな笑顔に…
変えてみたい
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