記 想い 心

□未来
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『未来』


欲しいと思えた
渇望した未来が
突然失われた日
世界の色彩さえ
感じられなくて

窓の外に視線を
そっと向けたら
暗い夜空から雪
音なく舞い散る
外れることなく
当てた筈なのに
責められるのは
天気予報だけか

希望も夢も全て
失ってはじめて
尊かったと知る
絶望さえ見えぬ
漆黒の闇夜には
静寂の雪が救い

虚無の日々過ぎ
春の陽射し想う
疲れ果てた日々
突如一変したは
君の存在が要因

失いし日々には
戻りはしないが
君と共に在りし
新たな希望の日
未来を夢見つつ
歩み出せる真実
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