アランの章2
□story2 〜ヨークシン〜
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アラン:「全く、ロメイスの奴
俺をペットのように連れ回しやがって。
俺は協専ハンターじゃなくて、
俳優になりたいんだよ!!」
思えば、俺がハンター試験に受かって一年間
片時もロメイスから離れられたことはなかった。
ある時は協専の仕事を一緒にさせられたり、
それ以外の時間はみっちり修行だったしよ…
アランは悪態をつきながら夜道をさまよっていた。
そういえば、
所属事務所とまるまる一年連絡取ってないや…
電話をかける。
…………プルルルル、プルルルル、、
ガチャ!!
[あ、アラン!?]
「おぅ、俺だけど…」
[悪いけどお前クビになったから。]
ガチャ!! プー、プー…
ま、マジすか!?
って一年も音信不通ならあたりまえか…。
ってこれもロメイスのせいだし!!
つくづくロメイスが嫌いになるよ…
いっそのこと悪魔に身を売ろうかな!?
その時、携帯がe-mailを一通受信した。
見慣れないアドレスからだ…。開くと、
『やぁ、アラン。
久しぶり』
まさか…このメールは!!
『ヒソカだよ★-з-ι』
ぎゃぁーーーーーーーー!!