アランの章
□story10 〜最終試験〜
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ﾏｰﾒﾝ:｢ネテロ会長!!
試験官のロメイスさんから緊急連絡です!!｣
ﾈﾃﾛ:｢なんじゃ!?｣
ﾏｰﾒﾝ:｢試験官のゾマが受験生に重傷を負わされ、
試験続行が困難な状態です
至急現地に向かいましょう!!｣
ﾈﾃﾛ:｢うむ、
いいじゃろう。｣
会長が現地に到着した頃には、
ゾマは医務室で処置を受けていた。
ﾈﾃﾛ:｢怪我の具合は!?｣
ﾛﾒｲｽ:｢かなりの深手だったが、
処置が早かったお陰で一命は取り留めた。｣
ﾈﾃﾛ:｢それはよかった。
で、受験生達はどこじゃ!?｣
ﾛﾒｲｽ:｢地下会場で待機させている。｣
ﾈﾃﾛ:｢では、
わしは受験生にこれからの予定を説明しに行くとしよう。｣
ﾛﾒｲｽ:｢よろしくお願いします。｣
ゾマが担架で運ばれてから何時間がたっただろう…
残された合格者は…
いや、ヒソカを除いては
地下会場で待機していた。
ヒソカはあの後
笑いながら会場を出ていった。
その時…
ヒソカに
俺はこれを手渡された。
ゾマを切り刻んだ
jokerのトランプ…
そのトランプにはまだ血糊がベットリと付いていた。