アランの章
□story3 〜一次試験〜
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俺は、付近にあった隠し小屋に案内されれ、
そこで一服しながら
『念』について教わった。
オーラ、四体行、念系統…
信じられないような話だが、
実際に目の当たりにすると認めざるを得ない。
「あんたなら、すぐに身につけることができるだろう…
それだけの素質がある。
ハンター試験が終了したら、俺のところに念を教わりにきなさい。」
試験官はそういった。
「あ、そういえば試験の事を忘れていた。」
ムキムキが、思い出したような口調で切り出す。
さっきから気になっていたんだろう…
「そうだったな…、
まぁ、それは安心しろ。
俺が責任持って試験会場まで連れてってやるから。
あ、俺の自己紹介してなかったな。
名前はロメイス。
協専のハンターをやっている。
以後、お見知り置きを」