11/15の日記

22:52
BALDR BRINGERやったので
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……今更? パテです。

さて、今回はタイトルの通り。BALDR BRINGERをプレイしたのでその感想をネタバレしながら書いていこうと思います。
ネタバレが嫌な人はブラウザバック。





さて、BALDR BRINGER。発売は2017年10月27日です。
三年前だよおい。なんでそんなものを今更やってるんだって?
そりゃおめぇ、なんとなくBALDRをやりたくなったからだよ。世界を救いたくなったんだよ。ソシャゲにない完結を見たかったんだよ。
あとずっと前に体験版だけゲットしてたけどプレイしてなかったのもあって、まずは体験版やってみっかーって思った結果だよ!
ついでにいえば体験版が終わったタイミングでダウンロード版が売ってるのを見かけてしまったからだよ!
エクステンドコードも入ってるってよ!みたいな?

で、やっていったわけです。
今回の主人公、Dusk Bringer Sower of Huge。不二、もしくはヒュージ。
なんと生後ゼロ歳です。エリスママー!
何を言っているんだお前はと思うかもしれませんが、彼はエリスに生み出された電子体。設定だけは青年と言える設定をしているのですが、正真正銘のゼロ歳児。
驚きですね。
さて、エリスに生み出された電子体ということから分かる通り、不二はリアルボディがありません。
しかも電子体とか言っても通常電子体ではなく、シュミクラム(戦闘用プログラム)の状態でしか身体を持ってないのですね。
電子体電子体言っている通り、物語は仮想空間で始まるのです。
エリスママが言うのです。「私を現実に連れて行って」と。
まぁ、この一言が全てとでも言おうか。
……えっとね。一言。

シナリオうっすっ!!!!

まぁ、なんですか。
エリスを現実に連れて行くと約束し、そのためには管理者にならなくてはいけなくて、そのために各エリアの管理体とドンパチしようぜ!みたいな感じで始まるんですが……
Trueルートに入るまでシナリオなんてないようなものなのです。
基本的に管理体が「おまえ いぶつ つぶす」の三行でおkな感じで立ちふさがり、「おれ おまえ たおす」と回答し、ボコ。
恐ろしいほどのチョロインっぷりを発揮し、管理者権限を譲渡。火器管制をお願いする
……という流れを10人分繰り返します。
ええ。10人分です。多くね??????
ここで問題になるのは戦闘……ようはアクションパートなのですが……マップが広い事広い事。そんでもってその割に不二の移動速度が遅い事遅い事。
めちゃくちゃ移動に時間がとられるんですね。
で、10人分やったら最後の隔壁があるのでいざ突入ー!と思ったら敵だというダスクにエリスが嬲られたため、引き返します。
ポキポキポッキー!って感じで骨とか折られます。
……引き返すんです。
折角奥まで来たのに!約5フロア分くらいの広大なマップを!遅い不二が!地獄かよ。
エリスを助けたら今度は隔壁にロックが掛かってるっていうからロックを解除します。
これまた10人分の広大なマップを右往左往します。
……地獄かよ。
唯一の癒しはエルミ(三番目)でした。
他の奴らはあっち行って敵を倒せ、こっち行って敵を倒せとマップをひたすら移動させてくるのに対し、彼女は
「敵を弱体化するためにあっちいこうね。くれぐれもそのまま戦わないようにね!絶対だよ!」的なフリをしてくれたので、
「まかせろぉ!」と秒で突進して即撃破して終わりという最高のイベントだった(時間効率的に)その後「ヒュージって思ったよりアレだよねー」とか言われたけど、あれはエルミの話を無視して突撃したからなのだろうか。
しかたないよね。敵弱いんだもん。
ぶっちゃけこれ不必要でもいいくらいに話が薄いし。
で、最終決戦……の前に各ヒロインのルートともいえる事をやりましょう。いや既にここに至るまでに終わってるんですけどね。
ストーリーを追っているのではなく、任務みたいな感じで個別に進めていくから速攻終わるんですよ。
まぁそれはいいとして、個別の内容は……うん。やっぱり薄い。
ウイルスが発生したから倒して。
変なオブジェがあるから壊して。
エリアの様子がおかしいから治すためにコンソール含んで待機。
の三パターンくらい……を、10人分繰り返すのです。地獄か。
で、処分工程が始まります。
この処分工程を見てやっと「あぁ!BALDRだ!!」ってなったくらいかもしれない。
基本的には彼女たちはBAD ENDを迎えるのですが、そこを不二が助けるよー!みたいな感じ。
で、彼女たちはそれぞれ並行世界の住人だったりするのです。
キャロルとフェリはフォース。でもお互いの認識している世界は違う。キャロル√ではフェリは幼馴染だが、フェリ√ではキャロルは知らない相手と言った具合に。
キャロルの相手はリバイアサン。「オニイチャン キテェ!」でおなじみのリバイアサンです。オイラフォースやってないけど知ってるんだ。
近付いてショットガン撃ってたら死ぬ。フォースラスボスがこんなに弱くて大丈夫?????
ぶちのめしたら彼女の認識がズタボロになっているので、その情報を補うために外部から情報を刻み込まなければうんぬんかんぬんとかいう理由をつけて「セッ〇ス!中出し!刻み込む!」します。
……母親に「セッ〇ス!中出し!刻み込む!復唱!」って言われなきゃいけないんだぜ……?どういうことだよ…。
いやその前も大概だけどね。オスプラグとメスプラグをドッキングとか。
で、まぁ、そんな感じの事をするわけですよ。そしたら隔壁で各管理者達の√に進めると言った具合。
十彩はハート。部隊が自分一人になっていることを認めずに戦って亡霊(ゲシュペンスト)に囲まれて……
不二の相手は企業戦士カトウ。ハートではフェイアクションにすらカウンター反応示すポンコツでしたが、こっちはさらにポンコツでした。まぁこちら側も僅か11武装しか持ってない、しかもその中で3種類しか使えないとかいうポンコツっぷりなんですけどね。
どちらにせよ近付いてショットガン撃ってれば死ぬ。
エルミはスカイゼロ。相手は……知らないけど、ブラックドックっぽい?黒犬症候群とかあるし。有機AIにあれこれ。近付いてショットガン撃ってれば死ぬ。
ひさめはスカイ。ドミニオンとの戦いでグレゴリー神父達()にチェンソーでズタズタにされて。
相手は「こ・ん・に・ち・はぁ!!」の神父シュミクラム。でもまぁ神父はシュミクラムのみの登場なので寂しいばかり。近寄ってショットガンで死ぬ。雑魚。
ドミニオンが世界宗教になってるとかやべぇよ。
絹花はハート。唯一その世界の核心に触れそうなのがこの子。亡霊との戦いも末期。その親玉ともいえる存在のデータを抜き取って!と依頼されてリリスにフルボッコされる。
リリスが幼い少女だったということまで知ることが出来たので、世界が世界であればあと一歩で世界は救われた可能性も微レ存?
不二の相手はみさき。やっぱり近付いてショットガン。ハートのラスボスがこんなに弱くて大丈夫か…?(二度目)
イェルドはスカイゼロ。本来一か所に居てはいけないイェルド型NPCと戦場が共になり、ハウリングを起こしてあたまあたあたまあたまががたまがたあたまがああああああああああ
全く分からないけどウォルラスの何かが相手っぽい?お前誰やねんって感じで全く分かりませんでした。
バルトはスカイ。世界線的には亜季 BADな感じ。アセンブラのキャリアニラをうんぬんかんぬん、アーク構造体に侵入してうんぬんかんぬん、GOATの長官はトランキライザーの接続者を一般の兵士にしてうんぬんかんぬんアセンブラが流出とか言ってたし。アセンブラ流出で世界がヤバイ!って感じですね。アーク構造体に侵入してトランキライザーに脳くちゅくちゅされましたとさ。
……いや、トランキさんさぁ。君無機AIだよ?そんな喜ばないでしょ?たしかに接続者は必要だけど、それなしでどれだけ活動してたのさ……。
相手はトランキ。近付いてショ(ry トランキさんがそんなに弱くて(ry
イオタはバレット?バルディストとして戦ってたけど正直よく分からん。もうスカイの影響でバルドルに接続!ってだけで「だめになっちゃうぅぅぅ!」とか思っちゃうんだけど、ノインツェーンは未来の話だもんな…。
相手もよくわかりましぇぇん!
フェリは前述のとおりフォース。でもキャロルのようにリバイアサンと対峙までは行かず。キャロルが敵として出てきたのは適当な役どころにされたのだと思う。あんなシュミクラムに乗ってるとは思えないし。
相手はそのよく分からないシュミクラム。誰やお前。安定のショットガン。あとレーザー。
アンネはバレット後ヘッド前?反バルディストとして活動。敵側にGIGASが出てきてって感じ。
相手はGIGASの集団。狭いし長いしレーザーで処理。
……あぁ、10人分は長かった。ここまで書いてもやっぱり内容は無い。その世界の説明も最低限なので、未プレイ作品はなにがなんやら。

本編に戻りましょう。
隔壁の前で刻み込んだ()ヒロインを選択すればボス後にエンディングです。
短い会話の後、隔壁の先へ。隔壁を抜けたらそこは脳内でした。
……!?
制御中枢じゃないやんけ!脳内の隔壁ぶっ壊すと「甲!お前なにやってんだ!」って幻聴が聞こえてくるよ!!
なんやかんやでダスクの策略によって移動させられたらしいそこは不二の脳内。
自分の脳味噌食べれば大丈夫理論(違)でトコヨグサ開放して破壊。
……いや破壊しちゃうんかーい。
破壊後ダスクの元へ。そこには積みあがったヒュージ機の残骸が……。
で、ダスクとバトル。
……いやトコヨグサを動力にして動いているとはいえ、そんな状態で満足に動けるわけないやん?脳味噌破壊されてんのやぞ??
まぁ倒すんだけどね!!
さすがにダスクは強かったですね。同じDusk Bringer Sower of Huge機なので不二と似たような武装で攻撃してきます。
厄介だったのはパイルバンカーとバズーカ砲。ここで何者かの記憶を除いてずっと難易度が変態狼だったのに、普通にしました。つよいんだもの。
戦略は残骸を盾にしながらレーザーでガン逃げ戦法。ショットガン??近付いたら大ダメージで死ぬわ。
勝てば各ルートのエンディング。
記憶を失った状態でヒロインと二人で並行世界に量子転送するよー
……って…わけわからんわ!
不二に肉体はないだるぉ!ヒロインは管理体とは別にその世界に居るんじゃないんかぁ!?とかツッコミどころが満載ですが、まぁぱっと見ではハッピーエンドです。
ぱっと見ではね。
True√やるとヒロインと不二以外バッドエンドなんですけどね。
「      」
くそっ、暗い悦びが!



いや、こう書くと意外と長いですが、駆け足とはいえこの程度で済んでしまう各ルート。
ここまでのルートは正直不要な感じすらするのがエリス√です。

まぁさすがにこのルートは良いものでした。今までの謎や疑問が次々と解消され、エリスは何者なのか、記憶でのエリスとダスクのやり取りと今の関係の差とか、そりゃもういい感じに解消してくれました。これぞBALDRって感じ。
なによりダスクが良いキャラしてるのよね。
ここをネタバレするのはよろしくないかな…。というか長くなるからしませんが。
逆に言えばTrue以外はネタバレしても問題ないレベルの薄さということ。

ラスボスはまぁ、いつものBALDRらしいなと。ええ、そういうことです。
困惑したのはいつもの即死技。連発しすぎてしかも回避方法がよく分からん。
お陰でレーザーガン逃げで倒しましたよ。


戦闘について
……まーいつものBALDRからはかけ離れた物でしたね。
コンボ無、武装少、装甲無、雑魚無限沸き。
スカイやハートがテクニカルなコンボゲーで、集団に囲まれても空に打ち上げて各個撃破しようって感じだったのが、まるで違います。
これはあれだよ。無双ゲー。
でも無双程に爽快感が無いのは、マップに敵が表示されてないのが大きいのかな。マップも小さいしね。
あと撃破数カウントも途中からなくなりますし。
そして一部の糞ボスよ…。
大型ウイルスとかそこらの奴がうざすぎます。
ゲルマポイズン持ちは死ね。ステルス爆撃機もうざい。槍もうざい。それらが集団で出てくると本当にイライラします。こういうのがまた爽快感を失わせている原因でもありそうですね。
なんか強敵は「強い」のではなく「うざい」
ただただ嫌がらせにしか思えない攻撃方法です。
こちらには装甲もガードもないんだぞ!!

まぁなんだかんだで楽しめましたが、単調と言えば単調です。
ええ、戦闘も、移動も、シナリオも、単調でした。True以外。

言葉回しはBALDRらしく、楽しかったですが、いろんなところで「ん?」とか「これ必要?」とかってのが多すぎました。
各ヒロイン同士の交流もほぼゼロでしたし、70点といったところでしょうか。


ま、エクステンドコードも入っているので、追加でそこもやろうと思います。



さぁ、古戦場だ!

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